Loveless of THE DILEMMA OF HEDGEHOG

Loveless

愛と名の付くものならちょうだい
あなた一杯の愛をちょうだい
まだまだそれじゃ足りない足りない
この目に映るもの、手当たり次第
抱きしめても
愛する頃には灰になる

くたびれたシャツと
擦り切れた踵を引き摺って
二駅の永遠を数え終わる頃
溜め息が萌ゆる、眠らない街では
自動販売機で愛が買えるらしい

ごめんあそばせ
御命頂戴
引く手数多のアナタをちょうだい
私だけのものでいてちょうだい

人間はもう駄目かもしれない
欲しがるだけ
欲しがった愛は
燃えないゴミ

あらゆる願いは枯れて、宙を舞う
木枯らしの口笛が
欲張りな僕らを嘲笑う
遠い春を待つビルの合間では
ささやかなlove songが響いた


僕-君は何だろう
僕ら、計算式のように美しくはなれない
解けない
生きられはしない
時に醜く、幼く

それでも、また

愛してしまうんだろう
どうしようもなく
不細工なその愛を
手と手で確かめあうんだろう
やがて
月並みの永遠を数え終わるまで
僕らは生くんだろう