コールタール of THE DILEMMA OF HEDGEHOG

コールタール

鳥達は歌う

鈍色の世界
言葉の海で溺れる俺は
昼も夜も理解らないうちに死んでゆく

黒で塗り固めて
闊歩する様はまるで亡者
己が星を忌み
惨めにヒトを睨みつける

望むのは鳥達の翼
空を裂き
朝を越え
夕闇を千切る
鳥達の翼

血も
肉も
骨も
涙も
熱も
此処で朽ちれば良い
明日を待つ意味などは無い
朝日はもう昇らない